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【徹底ガイド】MT4を複数インストールする方法と活用シーン!一台のPCで複数EA運用も可能に
【はじめに】
複数のEAを同時に運用したい、異なるブローカーのMT4口座を一括管理したい──そんなときに役立つのが、MetaTrader4(MT4)を複数インストールするテクニックです。
本記事では、PC1台に複数のMT4をインストールして運用する方法と、実際にどんな場面で活用できるかを詳しく解説します。
■ MT4を複数インストールする理由とは?
- ✅ EAを通貨ペアや戦略別に分けて動かしたい
- ✅ 複数ブローカーの口座を同時に監視したい
- ✅ リスク分散のために口座を使い分けている
一台のPCで複数のMT4を同時起動できれば、柔軟で高度なトレード戦略を展開できます。
■ 【ステップ解説】MT4を複数インストールする方法
STEP1:インストーラーを入手
- ブローカーの公式サイトからMT4のインストーラー(.exe)をダウンロード
- すでに1つインストール済でもOK
STEP2:インストールフォルダを変更
- インストールウィザードの「設定」をクリック
- インストールフォルダを
C:\Program Files\MT4_XM_01
など一意の名前に変更 - 「次へ」でインストールを実行
STEP3:ショートカットを分けて管理
- デスクトップに生成されたショートカットをわかりやすい名前に変更
(例:「MT4 XM口座1」「MT4 XM口座2」など)
STEP4:複数起動と口座ログイン
- それぞれのMT4を起動し、別々の口座情報でログイン
- 同時に複数MT4が起動し、独立して動作することを確認
■ 【活用シーン】どんなときに役立つのか?
1. 複数EAの同時運用に最適
通貨ペアや戦略ごとにMT4を分けることで、EA同士の干渉を防止できます。
2. ブローカーのスプレッド比較
XMとTitanFXなど、複数ブローカーの価格差や約定スピードをリアルタイムに比較したい場合にも便利。
3. 資金・戦略ごとの口座管理
高リスク戦略は口座A、低リスクスイングは口座Bといった資金管理の分離にも有効。
■ 注意点と補足
- ✅ インストール先は必ず別名にする
- ✅ PCのメモリ使用量に注意(MT4を複数起動すると負荷が高まる)
- ✅ VPS利用が推奨:安定稼働させるにはVPS上での同時稼働がおすすめ
- ✅ EAやインジケーターは各MT4フォルダに個別コピーが必要
■ 【まとめ】複数MT4でトレードの幅を広げよう
MT4の複数インストールは、EA運用・裁量トレード問わず、高度な戦略実行の鍵です。
複数ブローカーの比較や、トレードスタイルごとの分離運用に活用すれば、リスク管理と収益最大化の両立が可能になります。